院長コラム

院長 林幸則が贈る「歯」「健康」にまつわるコラムです。不定期で掲載させて頂きます。

第六回:腫れないんです!

「親知らずを抜くと死ぬほど腫れて痛いんじゃないか」

と思われてるお話をよく聞きます。確かにそのような状況はあるのかもしれません。

しかし、はっきりお伝えできるのは、当院ではそのような事はほとんど起こりません。 実際、ほぼ毎日と言ってもいいほど、親知らずの抜歯をおこなっておりますが、ほとんどの方は全く腫れませんし、痛みも少ない様です。 確かに稀に腫れる方もいらっしゃいますが、統計で言うと1年にお2人くらいです。

当院でも、開業当初の頃(約20年前)は、それ程数は多くはなかったものの「腫れたり・痛みを伴ったり」と言うようなご迷惑を、来院者の皆様におかけしたこともありました。

しかしその後、口腔外科の研究が進み、抜いた後は、糸で縫ったりしないほうが良いことが分かってき、結果として「腫れ・痛み」を伴わない治療が可能となりました。

縫わないほうが腫れないということに、疑問を感じるかもしれませんが、縫うと傷口が塞がるのは良いのですが、出血が中に溜まってしまうことによって、腫れてしまうのです。 併せて、中に死腔ができ、細菌がはびこり易くなり、感染をおこしてしまいます。

傷口を治す最良の方法は、かさぶた作りと安静です。それはお口の中も変わりません。

当院ではこの技術を更に発展させインプラント手術などにも応用しておりますので、インプラント手術を行っても「出血が2cc・腫れも痛みも全く無い」と言うようなことが普通になっています。

いくら説明しても手術を終えるまでは信じて頂けないのが悲しいところですが、これからもめげずに頑張っていきます!