院長コラム

院長 林幸則が贈る「歯」「健康」にまつわるコラムです。不定期で掲載させて頂きます。

第十五回:インプラント安全基準

インプラント安全基準

インプラント治療が開発されて50年ほど経ちます。十分な手術経験は世界的に積まれてきたものと思います。

しかし、長期の安定性や経過については、まだまだのところがあります。 特に、初めてインプラント治療を行ったスェーデンや盛んにインプラント治療に取り組んできたアメリカなどに比べて、 私たち歯科医師の認識や、それを受ける患者様の意識も日本の場合遅れ気味なのは否めないところです。

開発当初はある程度のリスクは当然とされたと思うのですが、50年経った今、その完璧に近い安全性が問われるところです。

そこで、インプラント治療を行うにあたってこれだけはその安全性を確保する上で必要と思われることを書いてみます。

知っておいてほしいこと

  • 01. 全身状態を把握して、インプラント治療との関連をチェックすることができる。

  • 02. CTやそれを用いたソフトで手術のシュミレーションを行い、手技的なリスクをできるだけ排除できる。

  • 03. 抜歯してすぐインプラントを植える、顎の骨を拡げるなどオプションの技術を広く術者が持っていて、手術中に色々な対応ができる。

  • 04. 手術中にCTで3次元的に手術の修正ができて、リスクを最小限にできる。

  • 05. 大病院との連携が十分でもしものときもすぐに搬送できる。

  • 06. 患者様の心理面を大切にして安心して手術を受けていただく準備ができる。

  • 07. 施術後も責任を持って噛み合わせや掃除などをし、経過を追うことができる。

  • 08. 手術によって痛みや腫脹等を生じさせないことができる。