院長コラム

院長 林幸則が贈る「歯」「健康」にまつわるコラムです。不定期で掲載させて頂きます。

第十九回:歯ブラシで虫歯は防げる?

どうして虫歯になるの?

私は毎日歯ブラシしてるのにどうして虫歯になるの?とよく質問されます。ごもっともなお気持ちとよく理解できます。 小学校の養護の先生が良く磨いて虫歯を防ぎましょう!と毎年虫歯予防週間に教えてくださったのを確かに記憶しています。

しかし、その後の研究によりこの表現は誤りではないものの、決して正確とは言えない事が分かってきました。虫歯を防ごうとする時いくつかの要素があります。

たとえば、甘いものを控えるとか歯ブラシをしっかりすると言うのが大きな二つの要素かもしれません。 そのとき、どちらのほうが影響力が大きいかについて研究がなされました。

その結果、歯ブラシよりも甘いものの摂取を控えることのほうが数倍予防への影響力があることがわかったのです。 そうすると、歯ブラシをしっかりしているが、飴を毎日なめている人は随分虫歯になりやすいことになります。

現実は、そのとおりになっています。加えて、甘いものを控えることに次いでフッ素が虫歯予防に大きな効果があることを書き加えておきます。