よくあるご質問

インプラント治療の不安について

インプラントに関する素朴な疑問など、よくある質問をQ&A方式で掲載していきます。

手術までの恐怖

確かに手術を伴いますから皆様がご心配な気持ちは良く分かります。
私も川崎医科大学の口腔外科に勤務していたとき、蓄膿になり親しい耳鼻科の先生に簡単な手術をしていただきましたが、 手術までの一週間随分心を痛めたのを覚えています。
このような方には、後述する手術の方法や当院の安全性の確保の高さを感じていただくこと、
あるいは前投薬として、恐怖心を和らげる薬を投与することなどで対応しています。

手術中の恐怖

手術中の恐怖は、上記のそれ以前の恐怖以上のものを感じられる方も多いと思います。
このような方には、前述の恐怖心を和らげる薬の投与や、点滴から軽い麻酔で確実な鎮静を行うこともできますので、ご遠慮なくご相談ください。

安心してください

当院の手術は無痛インプラント治療を誇っています。
9割以上の方が、「手術後すぐにこんなに簡単で痛くないんだったら何も心配することは無かった」とおっしゃってくださっていることを書き加えておきます。

医療保険が使えないことも重なって、一層この治療を高額に感じやすくなっていると思います。
確かに今までのセラミックの被せ物はせいぜい10万円ぐらいでした。 しかし、このセラミックの被せ物は、家などの建築物で言うと屋根だけやりかえるのに等しいのです。

インプラント治療は、顎の骨の少ない方などは、地上げから擁壁、地盤改良、基礎などから建物全体を作っていく行程に近いものがあります。 そのため、セラミック治療の3〜5倍掛かっているのが現状です。それに加えて、インプラント治療もだんだんとその精度と成功率が高くなることが望まれるようになって、 高額なCTの導入やその他の最新機器や材料、技術がその価格が安値安定することを妨げています。
当院は、術中、術後のCT撮影、投薬、メンテナンスなども含めた料金です。
安全で上質な治療が安価で提供できるよう努めていきます。

インプラント手術(治療)についての解説

インプラントの成功率は世界的には91.6%と言われています。
当院では100%でないのが悔しいところですが、今のところ98%を保っています。

インプラントの失敗のほとんどが手術後のインプラント体の脱落です。
その場合、@早期に少々太めのインプラントを埋めるか、A6ヶ月間骨の再生を待って再手術するかになります。
すべては術野の状態によりますので、なんとも予測しにくいところです。
もちろん、当院では最初の約束以外の金額を頂くことなく最後まで責任を持って治療させていただいています。

インプラント治療は外科的手術を伴うため危険と考えられがちです。
もちろん100%安全な手術など存在しませんから、手術が全くお嫌いな方に無理にお勧めしようなどとは考えていません。
ただ個人差が大きいので一概には言えませんが、歯を抜く難易度より遥かに簡単なインプラント手術が8割以上であることをお伝えしておきます。

歯が抜けたそのままというのは是非とも避けたいところですから、できるだけ早い時期にインプラントにされるのが、医学的にも経済的にも望まれるところです。

歯が抜けると、6ヶ月ぐらいで骨が再生します。 時間の経過とともに骨は少なくなっていきますので、歯が抜けた後、6ヶ月から1年がインプラント治療をする適切な時期と言えます。

色々なご事情から手術の時期を延期される場合、まずは入れ歯を作られてからインプラント治療のできる時期を待たれるのが最善と考えます。

通常、歯を抜いてから6ヶ月間、骨の再生に時間が必要です。
CTなどを用いて、骨の状態を確認して治療設計を行い、手術に移行します。
手術後、インプラントが固まるまでに個人差や手術方法によって治癒期間が異なりますが、最短で3〜4ヶ月です。 実際この期間で治癒される方が当院では95%以上です。

この後、型を取って被せ物を作ります。技工操作に1〜2週間要しますので、初めからの期間をと言うと、歯を抜いた場合、最短で10ヶ月、歯を抜いて時間が十分経っている場合、4ヶ月ほどになります。
また、当院では歯を抜くと同時にインプラントを埋める手術のオプションも準備しています。
この場合は、全体で最短5ヶ月ほどになります。

下記の例によっても、インプラントの生着期間に差がでてきます。

@年齢、A栄養状態、B運動量、C日光に当たる量、D骨の造成をしたかどうか、など

差の大きなときは2倍以上になることもあります。

@承諾書を頂いたり、A歯の掃除をしたり、B麻酔をしたり、C手術中CTで埋入位置を確認したりしますので、 全体としては時間を長めに頂戴していますが、手術そのものは1本あたり15分ほどです。過去に最短で8分と言うこともありました。

腫れる原因として考えられるのは下記の理由が考えられます。

@感染、A外科的侵襲、B術後の内出血、C浸出液の貯留

まず、感染を無くすには感染した病巣を取りきることが大切です。
当たり前のことなのですが、今までの口腔外科の手技では技術的に難しいところがありましたが、最近は機械の進歩によって解決しています。
また、内服薬の抗菌性の向上によって、さらに問題は少なくなりました。

次に、外科的侵襲です。
以前は私も昔の手技によって行っていましたが、インプラント治療の勉強と研究を進めていくうちに、新しい手技を見つけることができました。術後の内出血や浸出液の貯留についても同様で、 結果として今まではできるだけ縫合していましたが、殆ど縫合しなくなりました。
CTでの正確な判断と位置確認がこれを更に助けてくれていると考えています。

教科書的にはインプラント手術後、その部位には入れ歯を使用してはならないことに
なっています。
通常の手術では歯茎の粘膜を剥離するため腫脹し、入れ歯の装着が難しいことと、 併せて、腫脹した粘膜が肥厚しているため入れ歯の圧力により血液の循環が妨げられてインプラントの生着を妨げるからです。
出来ればインプラントの生着期間中は入れ歯の使用はひかえた方が良いと考えています。

骨を作るうえで、日光は欠かせない要素です。適度な日光浴は健康上も大切です。

ペリオテスト

インプラントが骨に十分生着していないで被せ物をして噛んでしまった場合、
当然痛みやインプラントの脱落という結果に繋がる可能性があります。
当院では、治療後のメインテナンスにも使っていますが、ぺリオテストという
非破壊検査をしています。
振動数を計測することでインプラントの生着が正確にわかります。

前歯が一本だけ無い場合

隣り合った歯に仮歯を強力な接着剤で貼り付けます。 通常の方法ですと食事などの時に取れてしまいますが、当院の開発した方法ですと、よほどのことが無い限り外れません。

数本無い場合

入れ歯を作っておき、手術したところに触れないように形を修正して使用していただきます。

多くの歯が無い場合

少々費用が掛かりますが、仮のインプラントを打って仮歯を装着することがあります。

当院では次のように考えています。

インプラント治療は開発されて50年ほど経ちます。十分な手術経験は世界的に積まれてきたものと思います。 しかし、長期の安定性や経過については、まだまだのところがあります。

特に、初めてインプラント治療を行ったスウェーデンや、盛んにインプラント治療に取り組んできたアメリカなどに比べて、 私たち歯科医師の認識や、それを受ける患者様の意識も、日本の場合、遅れ気味なのは否めないところです。開発当初はある程度のリスクは当然とされたと思うのですが、50年経った今、その完璧に近い安全性が問われるところです。
そこで、インプラント治療を行うにあたって、これだけはその安全性を確保する上で必要と思われることを書いています。

01 全身状態を把握して、インプラント治療との関連をチェックすることができる

02 CTやそれを用いたソフトで手術のシミュレーションを行い、
       手技的なリスクをできるだけ排除できる

03 抜歯してすぐインプラントを植える、顎の骨を拡げるなどオプションの技術を広く術者が
       持っていて、手術中に色々な対応ができる

04 手術中にCTで3次元的に手術の修正ができて、リスクを最小限にできる

05 大病院との連携が十分で、もしもの時もすぐに搬送できる

06 患者様の心理面を大切にして、安心して手術を受けていただく準備ができる

07 施術後も責任をもって噛み合わせや掃除などをし、経過を追うことができる

08 手術による痛みや腫脹等を生じさせないことができる

特殊なケースについて

インプラントができない場合

患者さんの全身の状態、埋入部位に骨が少ない場合、骨が疎い場合

インプラントが難しい場合

骨粗鬆症の薬をお飲みの方、ヘビースモーカーの方

当院でも骨造成術を行ってきました。 しかし、手術後腫れたり、痛かったり、うまく生着しなかったり、また、うまくいってもその後で折角造成した骨が溶けて行ったりします。
現在の学術的な見解では、造成した骨は溶けてなくなるリスクが高いことが分かっています。
したがって、当院ではどうしても骨を増やさなくてはインプラント治療ができない場合にしか骨造成術を行わないことにしています。

@ソケットリフト

@ソケットリフト

ソケットリフトとはインプラント手術の術式の名称で、
上あご奥歯の部位に副鼻腔(上顎胴)との間の骨の厚みが薄い場合に、インプラントを植える骨を増やす手術のことをさします。

具体的には骨のもとになる顆粒を押し込んだうえでインプラントを植えます。
そうすると、上顎胴の中にインプラントを支える骨が増加して、インプラントにかかる力を支えてくれます。 しかし、ここの骨が4mmから5mmより薄い場合は手術に適さないとされていますのでご注意ください。
この手術方法が確立されたおかげで、
当院でも普通なら骨が薄くてインプラントできない症例も可能になってきています。
私はインプラントはできないと諦めていた方に朗報です。

Aリッジエクスパンジョン

Aリッジエクスパンジョン

顎の骨が峰のように薄い場合のインプラントです。
この場合は魚を2枚に下ろすように、あるいは、パンを薄く2枚に分けてサンドイッチの具材を挟み込むように、 人工の骨の補填剤を挿入します。

サージボーン

骨の少ないところに植えるインプラント治療を行う時、当院で役立っているのが、サージボーンです。上の奥歯の骨が少ない方に、超音波で骨を切り、骨を造成しながらインプラントを植えるとき(これをソケットリフト手術と言いますが)用いる器械です。
以前は、コンコンと小さな金槌のような原始的な手法で行っていたので、
患者さんは不快な思いをされることもありました。
また、骨の補填剤が漏れにくい手技が可能となりますので、以前より安全と言えます。

歯を抜いてすぐに、その日や1週間後にインプラントを埋める手技のことを「抜歯即時インプラント」と言います。
ちょっと聞いただけでも良さそうな方法に思えると感じます。

確かに今までの、抜歯して、その部位の骨が完全に治る6ヶ月を待って、それからインプラントを植えて、 またそれが安定するまでの3〜4ヶ月の期間のうち、骨の治る6ヶ月を省略して短縮できるわけですから、いいことずくめのように受け取れます。
しかし、少々問題はあります。

01 骨の状態が良くないと手術が失敗する可能性が通常の方法に比べて高まる

02 インプラント周囲にできる骨の状態が不安定なことがある

03 上記の結果として、インプラントの寿命に影響が出ることがある

少々難しい手技ですが、
骨の状態など条件さえそろえば患者様サイドに立ったすばらしい方法です。

当院では出血傾向のある方の外科処置のためコアグチェッカーと言う器械を導入しています。

コアグチェッカーとは

今回、痛みなど急性症状のため抜歯を必要とされる方に止血の不安がある場合、この検査が必要と考え導入しました。

今までは、いくら腫れていても心筋梗塞などでワーファリンなど抗凝固剤を服用されている方の当日の処置はほとんど不可能でした。 場合によっては、紹介状を内科の主治医に見てもらって、返事をいただいてからなんて悠長な場合もありました。
しかし、実のところ抜歯のために全身の状態を悪くするというのは本末転倒です。

そこで、許容範囲の止血状態が検査の上で証明された場合、抜歯や切開などの処置がその場で可能となるわけです。 この結果、ほとんどの方が処置が可能となって症状が軽減します。
併せて、インプラントの検査としても有効で、多くの場合内科での確認が不必要となります。

当院だけでほとんどの場合判断できるということです。
もちろん、全身状態については主治医の先生のご判断を仰ぐのは言うまでも無いことです。

インプラントのメンテナンスについて

タバコは歯周病の原因のひとつです。 インプラントも歯周病になりますので、残った歯を長持ちさせて、インプラントをとお考えの方は是非この機会に禁煙しましょう。

インプラントの表面は歯より汚れやすいことが多いので、自然の歯より歯周病に掛かりやすいと考えられています。 加えて、インプラントと歯茎の接着力が乏しいので細菌が歯周病を起こしやすい状況があります。

インプラント周囲炎の進行

インプラント周囲炎の進行

規則正しい生活は、健康の基本です。
過去に歯を失った生活習慣や食生活は、新しく埋められたインプラントにも悪影響を与えがちです。 インプラントを長持ちさせて、同時にご自分の歯を大切にしてください。

「インプラントは一生もたないのですか?」と皆様によく質問されます。
実際、世界で一番長持ちしたインプラントは、その患者さんが亡くなるまでもった47年が最高と言われています。

確かに、ご自分の歯と同じで、大切に使えば長持ちします。 汚れなどでインプラント周囲の骨が少なくなって脱落しないように、日ごろの手入れと噛みあわせの定期的な調整が大切です。 インプラントは、ご自分の歯ほどは長持ちしないと言われています。大切にお使いください。

インプラントは埋入されているフィクスチャーと被せ物に大きく分けられます。 骨の中に埋まっている部分がフィクスチャーで、被せ物よりも寿命が長いのが通常です。

インプラントは粗造な表面構造のためにプラークなどの汚れがつきやすい状態にあります。
加えて、インプラントと顎の骨は直接くっついていますが、歯茎とはくっつきにくい性質があります。このため、本来なら歯茎と歯との接着がばい菌からのバリアとなりますが、インプラントの場合、そこの接着が弱いことが弱点となります。 したがって、お口の中の汚れが多い方は、インプラントの周囲が炎症を起こしやすく、歯周病のような変化が見られます。

重症になるとインプラントの脱落という結果も起こりえます。
残ったご自分の歯のメインテナンスも大切ですが、それ以上に敏感なインプラントをより労わっていただきたいと考えています。
できるだけ長持ちしていただいて、コストパフォーマンスを高めましょう。

歯は噛む力によって揺すられて歯周病が進むことが分かっています。
歯を揺する力で1番大きいのは、「噛みしめや」「くいしばり」の力です。

ここで問題なのは、この力を病的に捉えて自分には存在しないとお考えの方が多いことです。 自覚を感じにくい噛みしめやくいしばりは、歯やインプラントの寿命に大きな影響があります。 加えて、人工物であるために磨り減ったり移動したり、あるいは緩衝能力が無かったりするインプラントには、定期的な噛み合わせの高さの人工的な調整が必要です。

3ヶ月に一度はチェックと噛み合わせの調整が必要です。

インプラントに必要な機材について

CTとそれを読影するソフトは、安全なインプラント治療を行うにあたって大切で必要不可欠なハードとソフトになってきました。ほんの数年前までは、CTを術前の検査のみに用いて、ステントというインプラントの埋入位置を記録したジグをお口の中に押し当てて、CTデータ上のインプラントの位置を骨の中に再現していました。

しかし、この方法では位置の誤差が大きく、ともすればインプラントの先端で2mmほどの誤差が生じることはしばしばです。それに一般の医科用CTは誤差が大きく、画像の誤差が1〜2mmあることもあります。
このような経験から当院では、術前の入念で詳細な治療計画を0.1mm単位で作成し、術野においても0.2mmの精度でそれを実現することに成功しています。
それを可能にしてくれたのが、当院に常設している「コーンビームCT」です。手術中に埋入位置を微調整することで、0.2mmの精度を実現することができました。
もちろん手術直後にもCTで手術のできばえを患者さんと一緒に確認して、私と患者さんの喜びにしています。

日本の薬事法は世界的にも厳重な法律で、世界で開発された最新の医療器械や材料を導入するのがとても遅かったり、入手がとても困難だったりすることが多くなっています。

当然、日本の法律PL法に則って、患者さんの承諾を得て合法的に使用しています。
新しく安全で安価なものを皆様に提供しようと努力しています。

インプラント治療のお支払い方法について

通常の場合、現金で窓口でのお支払いがお得です。
お支払い日は、

インプラント手術時/手術費用をお支払い、被せ物の装着時/被せ物の費用をお支払い

この時、他の割引は使えないのですが現金一括か、銀行振り込みの場合、1%を割り引かせて
いただいています。

他の方法としては、クレジットカードでのお支払いがあります。また、ローンも使用できますが、 事前の審査、金利、手数料、少々複雑な手続きなどが必要です。